ジャム瓶

たまに蓋を開ける

またCERO規制?『The Blood of Dawnwalker』おま国版から見る表現規制の不透明さ

AI利用に関する明記

本稿は、ChatGPT(GPT-5.6 Sol)が公開資料を調査・整理し、対話で行った議論をもとに執筆したAI生成記事です。事実関係は本文中の参照番号と末尾の参考資料から確認できます。評価・考察部分はAIによる分析を含みます。

『The Blood of Dawnwalker』発売後、日本Steam版では海外版より戦闘時の流血が大きく抑えられている、人体欠損の挙動が異なる、といったユーザー報告が話題になった。Game*Sparkも、日本Steam版で戦闘時の流血が抑えられていることなどを報じている。[1]

公式サイトを確認すると、日本版では海外版から、性表現、戦闘を含む流血、過激な暴力・残虐表現、死亡シーン、グロテスクな外見、分離欠損した人間の切断面や露出した内臓などが変更されている。[2]

では、この違いはどこまで「CERO規制」なのだろうか。

本稿の結論を先に言えば、Dawnwalkerについて、現在の日本版仕様のうち何がCERO審査への適合上必要だったのか、またCERO適合以外の供給側判断がどの程度含まれているのかは、公開情報から判別できない。

したがって、本作の表現変更を一括して「CEROの要求」とみなすことも、逆に「メーカーの過剰な自主規制」とみなすこともできない。本稿では、この両者の境界を外部から検証できない状態に注目する。


CERO Zでも「血や欠損があれば即NG」ではない

CEROの現行倫理規定では、「出血描写」「身体の分離・欠損描写」などを審査対象として挙げ、表現が直接的か、テーマ上必要か、不合理に嫌悪感を与えないか、といった度合いを考慮するとしている。[3]

そして禁止表現となるのは、単に血や欠損が存在する場合ではなく、「極端に残虐な印象を与える」出血や身体分離・欠損などである。[3]

実際のCERO Z作品を見ると、この違いが分かりやすい。

カプコンは『BIOHAZARD RE:3』のZ版について、「分離欠損表現などショッキングな表現」が含まれると説明している。[4]

ところが同じ作品の海外版との比較では、日本国内版には「頭部欠損表現がありません」とし、出血表現も海外版より軽減されている。[5] その理由について、海外版にはCEROの禁止表現に該当するものがあるため変更したと説明している。

つまりRE:3では、Z版にも分離欠損表現はある。しかし、海外版の頭部欠損は日本版から削除され、血は軽減されている。

したがって、CERO Zでは身体欠損というカテゴリー自体が一律禁止されているわけではない。

ここでRE:3を挙げる目的は、「ならDawnwalkerでも同じ表現を残せたはずだ」と主張することではない。作品ごとに演出、頻度、写実性、文脈は異なるため、別作品の審査結果からDawnwalkerで許容されたはずの表現を逆算することはできない。

確認できるのは、CERO Zの線引きが「流血あり/なし」「欠損あり/なし」という単純な二値ではないということまでだ。

だからDawnwalker日本版で血や欠損が強く抑えられているとしても、その完成品を見ただけでは「CEROがここまで要求した」とは言えない。逆に「CEROならもっと残せたはずだから、メーカーの過剰規制だ」とも言えない。

Dawnwalkerについて、CEROが具体的にどの場面を問題とし、適合のため最低限どこまでの変更が必要だったのかは公開されていないからである。


では、なぜ日本Steam版もこの仕様なのか

次に残るのがPC版の問題だ。

CEROの現在の審査対象にはPCも含まれる。[6] したがって「CEROは家庭用ゲーム機だけの制度」という説明は正しくない。

一方で、少なくとも本稿で確認したCEROの公開資料からは、日本で販売するPCゲームを家庭用ゲーム機と必ず同一の表現仕様にしなければならないという一律の規定は確認できなかった。

Dawnwalkerの日本Steam版については、海外版より流血などが抑えられているとのユーザー報告・報道がある。[1] しかし、なぜ日本Steam版にこの表現仕様が提供されているのかを説明する公式資料は、本稿の調査では確認できていない。

SteamDB上ではDawnwalkerの日本向けとGlobal向けでPackage/Depotが分かれている。[7][8] ただし、同様の地域別構造は『ELDEN RING』にも確認できるため、この分離自体を表現規制目的だったと判断することはできない。[9][10]

つまり、配信経路が分かれていることは確認できても、なぜ日本向けの経路に現在の表現仕様が割り当てられたのかまでは分からない。


では、誰がこの日本版仕様を決めたのか

ここで「CERO規制」という言葉の曖昧さが出てくる。

CEROが公開している役割は、基準を設定し、提出された作品を審査してレーティング結果を通知することだ。[3][6]

しかし実際の商品には、その先の判断もある。

審査結果を受けて具体的にどの表現をどう変更するのか。家庭用ゲーム機とPCで仕様を共通化するのか。地域別の配信経路にどのデータを割り当てるのか。

こうした商品仕様の決定はCEROの公開された役割そのものではなく、パブリッシャーや開発元など供給側の意思決定領域を含む。

Dawnwalkerについて、パブリッシャーのBandai Namco Entertainmentと開発元Rebel Wolvesのどちらが具体的な変更案を提案し、誰が最終決定したのかも公開情報からは分からない。

つまり、現在確認できるのは、

  • 日本版に海外版との表現差がある
  • CERO Zにも禁止表現の上限がある
  • しかしZでも流血や分離欠損が一律禁止されているわけではない
  • 日本Steam版でも海外版より表現が抑えられているとのユーザー報告・報道がある
  • 日本向けの地域別配信構造そのものはDawnwalker固有ではない

というところまでである。

一方で、CEROがDawnwalkerの審査で具体的に何を問題とし、適合上どこまでの変更が必要だったのか、またCERO適合以外の供給側判断がどの程度含まれているのかは、公開情報から判別できない。


「CERO規制」でまとめると、誰の判断なのかが消える

日本版と海外版に差があれば、それをまとめて「CERO規制」と呼ぶのは分かりやすい。

しかしDawnwalkerの場合、その言葉だけでは重要な区別が消えてしまう。

CEROが設定した禁止表現の上限。

個別審査で問題になった表現。

その結果を受けて供給側が選んだ修正方法。

そして、その仕様を家庭用ゲーム機だけでなく日本PC版にも提供するという商品上の判断。

完成した日本版から、これらを逆算することはできない。

だから、Dawnwalkerの日本版を見て「全部CEROのせいだ」と断定するのも、「全部メーカーの過剰な自主規制だ」と断定するのも、現在の公開情報からは行き過ぎる。

本稿が問題として注目するのは、規制が存在することそのものではない。

Dawnwalkerの完成した日本版と現在の公開資料からは、CERO適合上必要だった変更と、それ以外の供給側判断の有無・範囲を外部から検証できないことである。

企業が審査対応や商品仕様決定の全過程を公開すべきだ、と本稿が主張するわけではない。ただ、「CERO規制」という言葉で日本版の変更全体を説明しようとすると、どこまでがCEROの審査上必要だったのか、どこから別の判断が入り得るのかという区別が見えなくなる。

本稿では、この外部から区別・検証できない状態を、表現規制をめぐる透明性の問題として捉える。

Dawnwalkerの日本版が浮かび上がらせたのは、「誰が悪いのか」という単純な責任論ではなく、「CERO規制」と呼ばれる日本向け仕様が、どの意思決定によって形作られたのかを公開情報から追跡できないという問題なのである。


参考資料

[1] Game*Spark「ARPG『The Blood of Dawnwalker』海外版と日本版で差異アリで“吸血鬼”題材も“血”の表現に変更。Steam版にも表現変更が適用か」(2026年9月3日)
https://www.gamespark.jp/article/2026/09/03/171682.html

[2] バンダイナムコエンターテインメント『The Blood of Dawnwalker』日本語版公式サイト
https://dawnwalker.bn-ent.net/

[3] CERO「CERO審査倫理規定」2025年5月23日改訂版
https://www.cero.gr.jp/relays/download/3/43/93/319/?file=%2Ffiles%2Flibs%2F319%2F202506241008217053.pdf

[4] カプコン サポート『BIOHAZARD RE:3』「CERO:D版」と「CERO:Z版(Z Version)」の違い
https://www.capcom.co.jp/support/faq/platform_pc_re3_0145676.html

[5] カプコン サポート『BIOHAZARD RE:3』CERO:Z版と海外版の違い
https://www.capcom.co.jp/support/faq/platform_pc_re3_0145674.html

[6] CERO「レーティング制度」
https://www.cero.gr.jp/publics/index/17/

[7] SteamDB「The Blood of Dawnwalker - SubID 1543138」
https://steamdb.info/sub/1543138/

[8] SteamDB「The Blood of Dawnwalker - SubID 1544253」
https://steamdb.info/sub/1544253/

[9] SteamDB「ELDEN RING - SubID 440410」
https://steamdb.info/sub/440410/

[10] SteamDB「ELDEN RING - SubID 440408」
https://steamdb.info/sub/440408/


資料の扱いについて

本稿は2026年9月4日時点の公開情報に基づく。Dawnwalkerの具体的な流血・欠損挙動については、公式に告知された日本版の変更カテゴリーと、発売後の日本Steam版に関するユーザー報告・報道を区別した。

BIOHAZARDシリーズはDawnwalkerの審査結果を推定するためではなく、CERO Zにおける流血・分離欠損がカテゴリーとして一律禁止ではないことを示す実例として参照した。

SteamDBはValveやBandai Namco Entertainmentの公式資料ではなく、Steamの公開メタデータを整理する第三者サービスである。『ELDEN RING』との比較は、地域別Package/Depotの存在自体がDawnwalker固有ではないことを示すために用いており、その地域分離が表現規制目的だったとは主張していない。

『メタファー:リファンタジオ』は間違いなく近年のアトラスRPGの集大成だが、それ以上にはなれなかった※ネタバレあり感想

ネタバレなど特に配慮していないので、読む際には注意してください。

メタファー、めっちゃ面白いです。発売日に買って、休日ぶっつづけでプレイしたくらいには面白いけど、プレイしてずっともやもやした感じがあったのでお気持ちをまとめます。

 

発売前であったり、発売してしばらくは『メタファー:リファンタジオ』のことを「ガワを変えただけのペルソナ」と言う声も良く見られたけど、それはこのゲームの本質の3割くらいしか言い当てていないと思う。

自分の感想としては、『メタファー:リファンタジオ』はガワを変えた真・女神転生であり、ペルソナであり、世界樹の迷宮であり、アバタールチューナーであったりする。

それらをごった煮にしてめちゃくちゃ上手くまとめたアトラスRPGの集大成だけど、それ以上のものにはなれなかった作品だと思う。クソいかした音楽(本良敬典さんのヴォーカル曲が全部マジでかっこよくて痺れる)とUIでそれらしく誤魔化されているだけで、”探求”の偉大さを掲げた作品なのに何も新しいことはできていない。

ちなみにこの下、同じことをずっと言っています。

続きを読む

カタテマ新作アクション「プリンと竪琴」レビュー! ※未プレイの方はネタバレ注意!※

「愛と勇気とかしわもち」「いりす症候群」等の作品で知られるサークル、カタテマの新作アクションゲームが登場しました!

 

このように、Steamで購入ボタンを押すとSteamで購入できます!

おすすめなゲームなので、ゲームが好きな人は是非プレイしてみてください!

どのようにおすすめなのかを書くとどうしてもネタバレになってしまうので、Steam公式ストアページを見て判断してくださいね!

 

自分で遊ぶことに意味があるゲームですので、初見プレイを激しくおすすめします!

 

ですがこの下に、このゲームのおすすめなところ、おもしろいところを書いてみました!

未プレイの方はネタバレ注意です!

 

続きを読む

アニメ「ラブライブ!」は矢澤にこの物語であることを私が主張するいくつかの理由

はじめに
f:id:kumakiti300:20130713202412j:plain

 アニメ版「ラブライブ!」が2013年一月に放映開始され、先日最終回を迎えた。私は最終回を見て、アニメ版「ラブライブ!」は矢澤にこの物語であると確信した。

 その理由をこれから述べていくにあたって、ひとつ注意すべき所がある。電撃G'sマガジン誌上で展開されている読者参加型企画「ラブライブ!」とアニメ版『ラブライブ!』にはキャラクター設定にいくつかの差異がある。そもそもラブライブ!のオリジンは誌上版のほうにあり、アニメは公式ではあるものの、企画自体は後発のもので、アニメ以前にも誌上版でラブライブはボイスドラマCDや誌上でのある程度ストーリー性を持った連載など独自の展開がなされていた。しかし、アニメ化にあたってシリーズ構成に花田十輝を新しく迎えたアニメ版「ラブライブ!」は、ストーリーの構成の都合上、誌上版とは少し異なったキャラクター設定がなされている。アニメ版「ラブライブ!」とその他の媒体で展開されている*1ラブライブ!」で同キャラクター間でも設定が食い違う事があり、私が多岐にわたるラブライブ媒体のなかからあくまでアニメ版のキャラクター描写を参考にするのは、そういう理由があるからである。*2

 本稿ではその前提を踏まえた上で、アニメ版「ラブライブ!」(以下「ラブライブ!」)は矢澤にこの物語であると私が確信した理由を述べていく。

*1:例えば漫画版は、公式でありながらもアニメや誌上ともまた違った設定になっている。

*2:私が、アニメ版ラブライブからラブライブを知ったので、雑誌が中心となるアニメ以前の資料を殆ど入手できなかったのも大きな理由、というかそれが本理由。

続きを読む